アメリカ肥満事情
今回はアメリカの肥満事情について書いていきたいと思います。
私がアメリカへきたばかりのころ、まず驚いたのは肥満体の人が多いことです。
渡米前から多いということは知っていましたが、それは予想を超えてきました。
アメリカ人の20歳以上の肥満率はなんと30.4%!(2015年 CDC)
三人に一人が肥満という結果です。
その結果もアメリカで生活してみると納得できると思うので少し紹介します。
(なお下記は私の個人の偏見が入った偏った意見です。)
1 レストランの一人前メニューの量が多いです。一人では食べきれないのでアメリカではお持ち帰りする事が一般的です。
2 スーパーの商品の数量、種類もとんでもなく多いです。
初めて行った時は種類と量が多すぎて何を買えば良いかわからなくなりました。
特に冷凍食品はたくさんの人が購入するため、一列全てが冷凍食品だったりします。
3 ファストフード店が日本でいうコンビニくらいあります。もしかしたらコンビニ感覚でファストフード店にで行ってるのかもしれません。しかも、ファストフード店のドリンクは基本飲み放題というのがまた肥満の原因の一つです。
4 学校の食事もホットドッグなどのファストフードがでる事がある。また、私立の学校だとカフェテリアなどで自由に食べる事ができるようです。
肥満には貧困が関わっている
スーパーでは健康に良い商品より、既製品の方がどうしても安く売られており、既製品は調理する際に手間もかからないため、どうしてもそちらを買ってしまうのが現状です。
そしてそのような食事ばかり続けているとどんどん太っていきます。栄養バランスも偏り体も不健康な状態となり悪循環に陥ってしまうのです。
しかし、肥満大国だからこそダイエットや健康に対する情報は多く、健康意識の高い人も多いことも事実です。
中流家庭以上になると、食事にも気を使い、きちんと規則正しい生活をしています。